2020.06.10

分散登校

 昨日から夏日が続いています。まだまだ夏は入口のはずなのに、マスクと暑さ、今年の夏は何時にも増して厳しそうです。本校も夏休みを短縮して7月中は登校する予定ですが、コロナ対策と並行して、密にならない暑さ対策も準備していくことになります。既に練馬区には、光化学スモック注意報が出された日もありますので、外での活動は制限されそうです。新しい学校生活は、消毒に始まり消毒に終わります。検温、手洗い、マスクは欠かせないものになりました。今までになかった情景が段々当たり前の風景になってきたことを感じます。それでも小学部の園庭からも、グラウンドからも、子どもたちの声が聞こえるようになり、学校が生き返ってきました。まだまだ先は長く、平らな道では無さそうですが、道筋が見えてきたことを喜びたいと思います。

 旭出学園は、6月1日より分散登校の体制で再校しました。児童生徒のみなさんは、2グループに分かれて一日おきの登校になりました。小中高は2週間で1週間分の時間割に取り組むことになります。専攻科は、5月に行う予定でした作業学習週間からスタートしました。生徒の在宅日には、オンラインでHRや課題学習が行われています。5月の連休明けから少しずつ機器が準備できましたので手探りの状態から試行錯誤で始めたオンラインHRやオンライン授業でした。まず学内で教職員によるオンライン会議練習会が開かれましたので、私は昨年購入したばかりのスマートフォンにzoomアプリをダウンロードしてもらい参加してみました。携帯電話ですと、4人ずつの画面をスクロールする形で参加者の顔が見られました。「ミュート外してください」と声をかけられ、「ミュート?それ何?」マイクの図のスラッシュを外すことだと教えられてびっくりです。「音声のこと、それならそう言ってよ」と心の声が叫びました。スパゲッティがパスタになり、アイスクリームがジェラードと言われるようになった頃の気持ちを思い出しました。日々練習あるのみ、学園の教職員たちのオンラインでのやり取りも定着してきた様子です。「オンラインは、うちの子たちには合わないのではないか?」という懐疑的な面もまだありますが、できることもあることがわかってきました。何よりやはり「顔」が見られることはお互いの安心につながることがわかりました。少しでも伝わりやすいやり方や内容を共有するために、学内にも「オンライン授業勉強会」が立ち上がりました。できることから少しずつ積み上げ、多様なつながりが築かれることを期待します。

 塀を超え  伸びる紫陽花  淡く濃く 

                    2020.6.10