「命にかかわる暑さ」このところよく耳にするワードです。梅雨明けが異常に早かった影響で、連日真夏の太陽に照らされた日本各地は記録的な暑さが続いています。都内では練馬区がいかに猛暑か、ニュースで紹介されるなど本校も7月は厳重注意の暑さ対策が求められました。校庭に立てられた赤い旗は「外では遊べません」の目印です。「水分を摂る」が合言葉になり、20日の終業式まで過ごしました。体育館もあまりに暑く、翌日予定されていた同窓会旭出あおば会の余暇活動も中止にさせて頂きました。担当の教員が急遽電話でお伝えしました。留守電で直接お伝えできなかった方も、楽しみにされていたみなさんにも申し訳なかったのですが、命より大事なものはありません。そういうこともあることを学ぶ機会にしていただけたのではないかと思います。9月にまたお会いしましょう。

 専攻科は、23日から静岡県三保松原に宿をとり、2泊3日の研修旅行に出かけました。今回はその「専攻科 研修旅行会」のお話です。今回の行先は、昨年度内に群馬、山梨、静岡の候補地の中からグループのプレゼンテーションを経て、投票により1票差で静岡県に決まりました。1日目はまかいの牧場での体験、散策をクラス別行動で楽しみました。ものづくり体験で、木粘土やお絵かきバックを希望する方とアスレチックや乗馬、乳搾り体験の希望もあり、小グループでの行動になりましたが、30度超の気温の中でも高原の風を受け、木陰を歩き、ゆっくりと過ごすことができました。ランチバイキングが充実していましたので、スイーツも含めて好きなものを食べて、みなさん満足した様子でした。

 2日目は縦割りのグループ別で行動しました。総合学習の時間にグループで話し合い、見学したい場所、乗りたい物、食べたい物など一人一人の希望が盛り込めるようにコースを決めました。1グループは久能山東照宮に行きたい、富士山を見たい、日本平ホテルでお茶したい等の希望を叶えることができました。前回の旅行でロープウェイが苦手と聞いていた方もやはり緊張していましたが、みんなと一緒に乗る覚悟ができました。暑くて時々立ち止まる方も「ホテルでケーキ」を目指してよく歩きました。約12000歩でした。2グループは日本平でお茶摘み体験をし、清水港に戻り、食事をし、電車で静岡駅に行き科学館を見学、カフェでパフェを食べ、静岡県警、県庁展望台、駿府城公園散策して清水に電車で戻るという盛りだくさんのコースでしたが、7名のメンバーの全員の希望が叶いました。3グループは大井川鐡道を目指して、金谷まで電車で移動しました。トーマス号を見学したり、新金谷からSLかわね路1号に乗ったり、川根温泉に入ったりしました。お土産に買ったトーマスのTシャツやハンカチを満足そうに「いいものがあった!」と見せてくれました。温泉に入ってさっぱりしたものの、歩き出してすぐに汗だくになったそうです。この日も暑かったのですが、練馬よりは過ごしやすかったと思います。4グループは沼津方面に電車で向かいました。まず、タリーズで抹茶かき氷を食べたいとの希望で店に入りましたが、注文は何故かイチゴかき氷だったと聞きました。静岡だから抹茶にしようと思っていたけど、メニューを見たら気持ちが変わるってことあります!淡島マリンパークに向かいました。ここは、アニメ、ラブライブサンシャインの舞台になった場所で、アニメファンの聖地だそうです。ラブライブバスに乗りたい、グッズを買いたいという希望もありました。勿論、イルカショーを見て満足した方もいました。戻って沼津駅では、駿豆線に乗りたい組と沼津観光組に分かれて行動しました。待合室で地元のおじさんたちとのおしゃべりを楽しんだ方もいたそうです。楽しみ方は人それぞれ、やりたいことができたことがその旅を楽しくしてくれます。「暑かった」「お小遣い足りなくなった」「友達とケンカした」なんてことも、仲間と共有することでどんな些細な思い出でもより一層深く心に刻まれます。今は些細なことも社会人になって振り返り、また再会して話すたびに笑いあり涙ありの輝く思い出になっていくのだと思います。青年期の今だからこそ、して欲しい大切な体験です。

 3日目は全員でエスパルスドリームプラザに行きグループで行動しました。グループ毎で、観覧車に乗ったり、クルージングをしたり、ちびまる子ちゃんランドで遊んだり、エスパルスのグッズを買い物したり、お土産を選んだりしました。練馬到着は交通事情で30分遅れて6時を過ぎました。みんな元気に過ごすことができ、それぞれがしたいことをできた旅行になったと思います。お出迎えの保護者の皆さんありがとうございました。

旅の後、また練馬は猛暑です。どうぞご自愛ください。

暑中お見舞い申し上げます。

 「暑かった!」 思い出す旅 出る話     

                      2018.7.31