2月は、「如月」と書いて「きさらぎ」と読みます。音もきれいですし、読めるとちょっと嬉しい気がします。中国でも「如月」という名が使われますが「にょげつ」と読むそうです。どんな意味なのでしょう。「きさらぎ」の意味には諸説あるようです。「衣更着」が転じたものという説が有力との事ですが、厳しい寒さに備え重ね着をする季節と言う意味があるそうです。春に向けて草木が生えはじめるから「生更木」になったなど、なるほどです。「如実」というのは、「その通り!」ということですから、正解は一つではなく「そうだね。」はたくさんあるということです。この季節、寒かったり、暖かかったり、切り取る場面で様々な事実が見えてくるのでしょう。

 今年の学習発表会は、舞台発表でした。笑いあり、涙ありのライブにご来場いただきありがとうございました。今回もたくさんの「如実」が見られたことでしょう。私は、久しぶりに専攻科のみなさんと一緒に舞台に立ち、「サイ」の中にいたことが良い思い出になりました。

 さて、今回は『ウォーキング大会』のお話です。専攻科では、後期、運動会後からウォーキングの練習を続けてきました。大会は1月30日に行われ、4回目になりました。専攻科の「健康」ではこれまでも、縄跳びやダンスなど社会に出てからも手軽にできる運動を取り入れてきましたが、全員に合う運動として定着することは難しい状況でした。体育担当の教員を中心に、卒業後の将来に繋がるスポーツを模索する中で、保護者の協力も得て、企画し、育ててきた大会です。歩くことは、体を動かすことの基本ですし、日常的な移動手段です。誰もが自分のペースで取り組むことができ、みんなに適した運動だと思います。個人で参加できるウォーキング大会などもあるようですが、日時や集合場所で合う大会が見当たらなかったので、ウォーキングの練習のまとめとして自分たちで大会を開くことになりました。受付やゼッケン、参加賞のメダルなどにも拘り、実際の大会に近づけるように雰囲気づくりをしてきました。

 個人の脚力などに合わせて、3グループに分かれ、毎週1時間半の練習から目標を、7000歩、8000歩、10000歩コース別で歩きました。秋から冬への季節を毎週石神井公園まで歩きましたが、色づく木々や落ち葉に触れ、真っ赤な秋に囲まれている実感がしました。歩くことは気持ちの良い運動でした。大会当日は、学校をスタートして吉祥寺の井の頭公園をグループそれぞれがコース別で目指し、公園で昼食をとり、フィニッシュの学校まで帰ります。冬晴れのウォーキング日和でした。14㎞、16㎞、20㎞をそれぞれ完歩しました。保護者の方々の拍手で迎えられ、みなさんが達成感を得た様子でした。歩くことに自信が持てたと思いますので、いつかどこかのウォーキング大会に参加してみたいですね。

脱ぎ捨てた  衣装畳みて  春近し

                      2019.2.28