20191203_中学部

中学部時代の生徒は思春期に入り、親や教師への依存の気持ちを残しながら、自分を取り巻く仲間や社会に関心が広がっていきます。思春期は体や心の変化に戸惑う時期なので自分自身の体についての学習を進めることや仲間意識を育てることによって次第に安定していき、学習の意欲が高まります。

「作業学習」は、物を作るという具体的な活動を通して友達と協力したり、役割やルールの必要性を学んだり、自分のやった仕事が役立つことを体験することで自分に自信を持ち、目標のある安定した学校生活を送ることができるようになります。作業学習はこの時期の中核的な学習活動になります

時間割

時間割中

 

作業学習』では、「版画カレンダー」「手ぬぐい」の作成に取り組みます。一つ一つの活動をじっくりと自分のペースで取り組み、仲間と作業することにより、「ものを作る喜び」や「協力する喜び」を味わい、製品を作り上げます。出来上がった製品を身近な人に使ってもらうことによって、「もっと作業がしたい」という意欲を育てながら遊びと仕事の違いを伝えていきます。

 

総合学習』では、身近な事柄を題材に学習し、自然や社会への興味を引き出して、認識を広げます。

 

 

生活学習(総合学習)』では、調理、買い物などの生活面の学習を取り上げます。

 

 

見つけた考えた(総合学習)』では、生徒が見つけた身近な自然や社会の事象を通して、仲間と学び合う良い機会になっています。

 

 

課題学習』では、言語・数量、コミュニケーション等の個別課題を系統的・継続的に学習し、小グループに分けて指導を行います。

 

 

音楽』では歌唱・合唱・鑑賞等を取り上げ、表現する活動を通し音楽に興味を持ち、楽しむ気持ちを育てます。『美術』では造形活動を中心に表現する力を育てます。

 

 

体育』では楽しみながら体を動かし、仲間意識を育てボール運動・跳び箱・水泳・ダンスを行います。