20191203_指導

● 個別指導

「初回の相談」でのお子さんの様子や、保護者の方のご希望などを考慮し、お子さん一人ひとりの状態やニーズに合わせて、教育的支援の内容ならびに方法を検討した上で、個別指導は開始されます。指導は、1回、約1時間です。指導回数や指導日は、保護者と指導者の間で相談して決まります。

指導内容・方法の例

◆ ことば・コミュニケーション

ことばの理解・表出をのばす

  • 絵カードを使ったやりとり
  • マカトン法

コミュニケーション力をのばす

  • 絵を見て説明する
  • 発表・ゲームなど
  • マカトン法

*「マカトン法」については、「日本マカトン協会」のホームページをご覧ください。

◆ 数・文字の読み書き

数概念の基礎

  • 比べる、数える、わける
  • ゲーム(すごろく、トランプ)

文字の読み書き

  • 読み書きのための準備指導
    (音の聞きわけ、運筆)
  • 文字を読む、書く
  • ゲーム(しりとり、カルタ)

就学に向けての準備

  • プリントに取り組む

 

◆ 国語・算数

国語

  • 語彙を増やす
  • 文を読んで理解する
  • 文を書く

算数

  • 計算
  • 文章題
  • お金・時計

◆ 運動・社会性

手先のこと

  • 型はめ・パズル
  • 玉さし・ビーズとおし
  • 工作

社会性

  • 場面の絵を見て考える
  • ロールプレイ

●グループ指導
 LD、ADHD、高機能自閉症など発達障害のある、またはその傾向があるお子さんたちを対象としたグループ指導を行っています。

◇幼児グループ(年中~年長、約4名)
 集中して取り組む力、ことば・数・文字など就学に向けて学習の基礎となる力を育てます。グループの中での発表や、簡単なルールのある遊びやゲームなどをとおして、遊びのルールを理解し、友だちとかかわりの楽しさを体験することを目指します。指導は、月2回、1回1時間、木曜日午後です。
◇学童グループ(小学校1~3年生、約5名)
 グループ活動をとおして、じょうずに集団参加できる力(例えば、話を聞く、順番を待つ、ルールを守るなど)や、友だちとのコミュニケーション(例えば、相手の話を聞く、相手にわかるように話す)を育てます。
指導は、月2回、1回1時間、金曜日午後です。